本日はチョットお休み。以前から行ってみたいなぁ、と考えていた岩内の朝日温泉の調査を敢行。
国道5号線から岩内の街を抜けて雷電海岸を少し走ります。全長3,570mの雷電トンネルとその先の弁慶トンネルを抜けると。 刀掛トンネルの手前から左に入ります。今や廃墟となったホテル雷電。目の前のバス停は雷電温泉郷。ホテルの上の方にある道路を登っていくと、ありました。朝日温泉 2.5kmの標識。温泉のHPでもクローズと出ておりましたけどやっぱり。 温泉へ至る道はそこそこ険しい。雨の日だと乗用車ではチョット厳しいかも。曲がりくねった道路を走ること10分ほど。しっかりした看板がございました。雷電温泉の湯元だそうで。
標識の先を見ると、ここから下への案内看板。ここから川の方へ降りて行きます。
ございましたですね、お目当の朝日温泉。
ワタクシがなぜ、この温泉に行きたかったのか、と云うと・・かの水上勉の代表作である飢餓海峡 にこの温泉が出てくるのであります。(因みにワタクシは七人の侍の次にこの映画が好きなのです。)
時代背景は戦後間も無い頃のお話なんだけど、ここに至るまでの道のりは岩内町から車で30分ほどではあるけれど、刀掛けトンネルからの林道はソコソコの登りで、当時は恐らく徒歩だろうから小一時間はかかったはず。映画ではごく簡単に行けそうな雰囲気だけれど、ところがドッコイ。
この温泉に行く大変さが秘湯中の秘湯と云われる所以なのかもね。
案内看板どおりcloseしております。ただ、途中で工事関係者らしい車とすれ違ったのと、ブルドーザーとかも置いてあったから案外改修でもしてるのかも。開湯1844年。是非、オープンして欲しいものです。
刀掛トンネルの手前から見る雷電海岸。弁慶の刀掛岩。温泉入れなかったけどこの景色でチョット満足。