ひねもすのたりの日常&時々非日常

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くだらないモノ

「下らない」とは一説によると、その昔大阪方面を上方と称していた時代、酒の本場である灘や伏見から関東に来る上等なモノを「下り酒」と言い、反対に関東の酒は質が悪かったことから、「下らぬ酒」として「下らない」が質の悪いモノを表す言葉になったとか。

真偽の程は別として、「下らない、クダラネェ」とは良く使うフレーズではある。

私は、テレビ番組はニュースとドキュメンタリー以外はほとんど見ない、のにも係わらず、年間3万円近くもイヌ、いやエヌエイチケイにせっせと受信料を払っている模範的な国民であり、いずれ国家から叙勲の栄に浴されるのではと、今から叙勲お披露目パーティーの出費をどう工面するか眠れぬ日々が続いているのである。

私がテレビをほとんど見ないのは、どのチャンネルを回しても(正確にはリモコンのボタンを押しても・・だが)、「クダラネェ」からである。

テレビの電源を入れて画面が現れると、大体がお笑いタレント全員集合状態のバラエティー番組である。

このタレントさん達の多くは、大阪に本拠を置く吉本興業に所属しているようで、この吉本のタレントが居ないと、バラエティ番組を作れないと状況なのだとか。

まぁ確かに、漫才のプロが出ている訳だから、ギャグの一つでも言えば笑いが取れるだろうし、見る方も「アハハ」と笑わせてくれれば、「こりゃオモロイわ」と言うことで、ソコソコの視聴率が稼げるのだろう。

番組自体もさしたる内容の無いモノが多いが、私はこの手の番組自体を粗製濫造して視聴率を稼ごうとする現在の放送メディアの姿勢が「下らない」と思うのである。

もっとも、バラエティー番組をせっせと作る民放は民間企業であるから、スポンサーからの広告収入がなければ経営が成り立たないわけで、人気の無い番組に高い金を払うスポンサーも無いわけで、視聴率至上主義に成らざるを得ないのも判らないことも無い。

が、しかし。国営放送のイヌ、いやエヌエイチケイの年間受信料に匹敵する売上を誇る民放もあるのだから、もう少し「下る」番組を作って貰いたいと思うのである。

お笑いタレントと言えば、その先駆けとなったグループにクレイジーキャッツがいた。ただ、彼らは単なるタレントではない。バンドマンとして一流だったのである。先年亡くなった谷啓氏などは、トロンボーン奏者として国内でも屈指の名手だったのである。

浮沈の激しい芸能界である。テレビ画面から消えて言ったタレントさんも枚挙にいとまがない。

で、あれば。今をときめくお笑いタレントさんがやるべきことは、ただひとつ。タレントではなく芸人として一流になることである。

上方漫才も一つの文化であり、その隆盛を築いたのがヨシモトなら、上方からくる上等な「下りもの」として評価を受けることが出来るのだから。
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by go_st_andrews | 2015-03-04 15:28 | 独り言

ゴルフの聖地St.Andrewsでプレーするのを夢見るぐうたら人間のブログ


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