ひねもすのたりの日常&時々非日常

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ある都市伝説

ワタクシがこの話しを聞いた(正確にはWeb上で見た)のが数年前。探検隊のプロ・セミプロ登山家に手ほどきを受けてきて、登山の面白みが出てきたころでした。

この数年、ほぼ毎年お世話になってきたK山荘でお会いした、セミプロ登山家のAさんに、そのお話をしたところご存じなくて、周囲の方々もそれほど興味がなさそうだったので、それほどメジャーな話題でもなく、テレビのバラエティ番組でやってる程度のものなのかも。

でも、チョット面白いので解説して見ます。

「ストーリー:いくつかあるようですが山小屋に4人と云うのは共通しているようです。」
男性5人のメンバーが冬山を登山中に猛吹雪に会い、仲間の一人が寒さのなか死んでしまいます。残る4人は死んだ仲間を担ぎながら、なんとか山小屋を見つけて避難します。山小屋には暖房はなく、氷点下の中で寝てしまえば全員死んでしまうので、仲間の一人がある提案をします。

「4人がそれぞれ小屋の四隅に座って、隣の隅に座っている仲間のところまで行って肩を叩く。叩かれた者は同じように隣の隅の仲間のところまで行って肩を叩く。これを繰り返せば眠らずに済むんじゃないか。小屋の中は暗いけど壁伝いに歩けば移動出来る。」

部屋の隅はちょうど4人座れるので全員がその案に賛成します。死んだ仲間の遺体を小屋の外に安置して、4人がそれぞれ小屋の四隅に座りました。そして、発案者の一人が隣の仲間の肩を叩くことでスタートしました。こうして、4人は夜通し仲間の肩を叩き続け眠らずに済みました。

翌朝、吹雪も止んで4人は下山の準備をしていました。そんな中、考え込んでいた仲間の一人が真っ青になって叫びます。「おい、部屋の中には俺たち4人だけだったよな。でも、もう一人いたんだ!」
詳しい説明を聞いて、全員ゾッとする。と云うお話。

どういうことかと云うと、4人ではお互いの肩を叩いて移動し続けることは出来ないのです。え、なんで?順繰り移動すれば出来るじゃん、とワタクシも最初は考えたんですけど。でも、無理なんですワ。
絵を描いて見ると良く判ります。

a0248232_21304068.jpg

上の図が、まず4人が座ったところ。AからスタートしてB→C→Dと肩を叩いて移動する計画です。

下の図がスタートしたところ。まず、Aが立ち上がってBのところまで行って肩を叩きます。Bは立ち上がってCのところへ行って肩を叩く。CはDの肩を叩く。ここまでは良いんですけど。

Cに肩を叩かれたDはAの座っていた隅まで行きますが、AはすでにBの位置に座っているので叩く相手がいないのです。4人がこの動作を朝まで続けることが出来たのだとしたら、暗闇でDが叩いたのはいったい、誰の肩だったんでしょう・・・・・。
それは・・・・ひょっとして、死んだ仲間が4人を助けるために座っていたのかも。とすれば小屋にはもう一人・・・。

とまぁ、これがオチなんですけど。このお話は最初に立ち上がったAが誰からも肩を叩かれていないと云うのがミソ。5人いなければこの一連の作業は完成できないのです。部屋が明るければすぐに判ったんだろうけど。学校の怪談見たいなものかもね。
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by go_st_andrews | 2014-04-09 21:53 | 日々の出来事

ゴルフの聖地St.Andrewsでプレーするのを夢見るぐうたら人間のブログ


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