民主党崩壊
それにしても民主党のこの惨敗振りはひどいね。
民主王国と言われた北海道の小選挙区で議席ゼロ。3年前のあの歴史的な政権奪取は何だったのかねぇ。
自民党の政治に飽き飽きしていた国民が選択した政党が民主党だったのだけど、わずか3年でこれほど凋落するとはね。
ワタクシ的にこの原因を考えると、やっぱり消費税かね。
政党の公約破りは日常茶飯事だけど、来年の消費税増税は完全な公約違反。
当時の民主党のマニフェストには「現行の5%を維持し、税率を引き上げる場合は国民の信を問います。」と書かれておるのです。
消費税を上げるときに解散していれば、民主党は国民に対して税率を引き上げることの説明をきっちりしなけりゃならないから、センセイ方も必死で国民に説明したはずだよね。
それが、何だか自公との取引であっさり法案が通ってしまったわけで。
少子高齢化が進む中、年金や医療費にお金がかかることは判るけど、この景気が悪いときに税金上げれば国民の財布の紐はますます硬くなって更に景気が落ち込むような気がするのはワタクシだけでせうか。
何でもそうだけど、やろうとして出来ないことはあるわけで。
努力はしたけど出来なかった、と云うのなら国民も「まぁ、しゃぁないか。」と云うところなんだろうけど、今回の消費税増税は、これはある意味「嘘つき」だよねー。
そうなると、「この人たちは信用できない。」と云うことになるかも。それが、今回の惨敗になったような。
国民にとっても、あの時の自分たちの判断はどうよ、と云うことで疑心暗鬼になったかも。
自公が安定多数を取ったけど、憲法改正だとか国防軍だとか、なんだか危ういなぁ。
国民のレベル以上の政治は出来ないんだとか。
今回の選挙の投票率は59%程度で戦後最低なんだそうであります。
有権者の半分近くが意思表示をしていないことに。
この辺が国民のレベルなのかも。
まず、この辺を改善しないとアカンのではないでせうか。投票に行ったらタマゴ1パック貰えるとか。
国民の三大義務にもうひとつ追加して、投票の義務なんてのはどうでしょう。