のたりな休日とミカンジャム
カレンダーとにらめっこしながら、あと数回しか出来ないゴルフが2日も続けて中止になったのです。
ウッ、ウッ。悲しい。
こういう時期になると、通年ゴルフの出来る本州に住みたいなぁ、とつくづく思います。
車のタイヤを取り替える必要ないし、冬靴の準備もしなくて良いし、夏のクソ暑いのだけ外せば、本州の生活は羨ましい。
でも、しかしだよ。これから真冬に向かう北海道では、場所によっては氷点下30度以下。命の危険すらあるのですけど、最近の本州の夏の方が危ない感じがするわね。真夏のゴルフなんかは命がけ。
その昔、道東の霧のマチで暮らしていた頃、真冬の気温はやはり氷点下30度くらいまで下がります。
ある朝、出勤で歩いていると小学校のガキンチョたちが、「チェッ、チェッ、あーあ。」と悔しがって歩いておりました。
「君たち、なぜそんなに悔しがっておるのだね?」
「だってさぁ、今朝の気温が28度だったんだけどさぁ、あと2度低かったら学校休みになったんだもん。」
「あと、2度だよ、2度。惜しかったなあ。」
うーん。こういう学校の休み方もあるんかいね。氷点下10度台しか経験の無い道央に育った私にはややカルチャーショック。
寒くて学校休むのなら、暑くて休むのも有りではないのでしょうか。35度とかになっても学校に通わせるから体育の授業で熱射病とかになるのであって、この辺もう少し考えてやっても良いのかなと思いますね。
そんなこんなで更にヒマな日曜日。
小人は閑居を続けると不善を成してしまうので、ジャム作りに精を出しました。
本州の親戚が箱で送ってくれたおみかん。そろそろ萎びてきてカビさんの餌食になる頃。
皮を剥いて重量を計ります。全体で1キロちょっとありました。
フードプロセッサーで軽く回します。
全体がこんな感じ。
グラニュ糖は30~40%。保存を効かせるのなら40%は入れた方が。レモンの絞る汁(ポッカレモン100でも可)適宜。
1~2時間寝かせたあとお鍋に入れて煮込みます。アクは丁寧にとりまししょう。強火にすると焦げてしまうので火加減に注意です。常にヘラを動かしながら、やさしく、ジェントルに煮ていきます。
分量にもよりますが、30分くらいはジェントル煮(harimao語録集その1)が必要です。
お鍋はホーローがベスト。土鍋は使ってはいけません。沸騰しやすくすぐに焦げ付いてしまいます。
最初の量の半分くらいまで煮詰まったら完成。煮沸消毒した壜に入れて冷蔵庫で保存します。あんまり煮詰めると水あめ見たいになってパンとかに塗りづらくなります。この辺はトロみの加減を見ながらお好みで。